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ナマケモノ

ナマケモノはいつも笑顔?動く速度はどのくらい?

2025.3.6

目次

何となく、いつも笑ってるような表情のナマケモノ。そんなナマケモノといえばゆったりとした動きですよね。今回はナマケモノの生態についてご紹介していきます!

いつも笑顔?ナマケモノの生態について

ナマケモノ
画像引用元:Unsplash

中央アメリカから南アメリカの熱帯雨林に生息する哺乳類

ナマケモノは、二本指ナマケモノ三本指ナマケモノに分類されます。

ナマケモノは、ほとんどの時間を木の上で過ごす、樹上生活者なんです。

特徴的な遅い動きは、捕食者から身を守るためのカモフラージュとして機能しています

実際、ナマケモノの筋肉構造は他の哺乳類と比較して少ないんだそうです。そのため、ナマケモノはゆっくりとした動きで活動しています。

ナマケモノのゆっくりとした動きの理由と速度について

ナマケモノ
画像引用元:pixabay

何とナマケモノの速度は時速16メートル。命の危機を感じた時でも持続270メートルだそうです!

ナマケモノの遅い動きは、実は代謝率の低さが原因なんだそう。

主に葉を食べるナマケモノは、食事の消化に時間がかかり、エネルギー摂取が限られているため、エネルギー消費を最小限に抑える必要があります。そのため、動きが遅く、1日の大半を休息に費やします。

動画引用元:BBC Earth

いつも笑顔なナマケモノ

ナマケモノの顔はいつも微笑んでいるように見えますよね。そんな穏やかな表情に癒される人も多いかもしれません。

また、彼らは逆さまにぶら下がって眠る習性があり、そんな様子はぬいぐるみみたいですよね。

ナマケモノの泳ぎの速度は歩くより早い?

ナマケモノ
画像引用元:pixabay

ナマケモノは地上では非常に遅い動きですが、水中では陸上の約3倍の速さで泳ぐことができます

実は、雨季に森が水没してしまうこともある環境に住んでいるためだそうです。

1分間に約5メートル進むことができます。

ナマケモノは住むところを失ってる?保護の重要性について

ナマケモノの生息地である熱帯雨林は、現在、森林伐採や人間の活動によって脅かされています。ナマケモノの保護は、生態系全体の保全とも関わっています。

私たち一人ひとりが自然環境を守る重要性を再認識し、ナマケモノのような生き物が安心して暮らせる世界を未来の世代に残すために行動することが求められています。

引用:スリナムのNPO動物保護団体 住みかを失う動物たちの声となる

まとめ

実際にナマケモノに会ったことは無いんですが、実は泳げる、ということも知らなかったので新たな一面を知ることができました。いつか直接会ってみたいですね。

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