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カモノハシ

生きている化石と言われるカモノハシってどんな動物か見ていこう!

2023.7.5

目次

今回はカモノハシについてご紹介します!

カモノハシは「生きている化石」と言われる動物。その理由とは何なのでしょうか。

カモノハシの特徴や生態と共に見ていきましょう!

カモノハシの特徴とは?

カモノハシは、水生哺乳類の一種であり、見た目と身体の構造に特徴があります。

丸い体と短い足を持ち、同じくらいの大きさの尾を持っています。

胴体の上には、堅い角質の外皮があります。

パッと見の印象は「アヒル」。

アヒルとカモノハシの違いは、前足が足か翼なのかの違いっていう印象です。

カモノハシの特徴的な鼻の形状

カモノハシの最も目立つ特徴は、特殊な形状をした鼻です。

長細い形状で、「噴気孔(ふんきこう)」と呼ばれる穴から鼻水をスプレーすることができます。

鼻の先端には、硬い皮膚の別の穴があり、水中で鼻だけを出して呼吸できます。

鋭い牙状(がじょう)の歯を持ち、鼻の中には神経が通っているため、電気感覚を使って獲物を探すことができます。

この水中から鼻だけ出して呼吸する姿は、イルカやクジラ、ワニやカバにも似ている動作ですよね。

つまり、この辺りからカモノハシは哺乳類なのだなという印象は強くなります。

カモノハシの体の大きさと体重

カモノハシの身体の大きさは種によって異なりますが、一般的な大きさは次のとおりです

体長:約1.8〜2.5メートル

体重:80〜140キログラム

カモノハシは、哺乳類(哺乳綱単孔目カモノハシ科カモノハシ属)ではありますが、嘴(くちばし)

や水かきといった鳥類の特徴をもつ、興味深い動物として知られています。

カモノハシ
画像引用元:Adobe Stock

カモノハシの生態と生息地

カモノハシは、オーストラリアなど、主に南半球の湿地帯や川沿いの森林に生息しています。

彼らは主に水中で生活しているため、湖や川、河口などの水域を好みます。

カモノハシの食性と主な餌

カモノハシは、水中での生活に適応しており、水中で餌を探すことができます。

彼らの食性は主に草食性であり、水中の植物や根を食べます。

特に、水辺に生える水生植物や水中にある昆虫、甲殻類などを主な餌としています。

カモノハシ
画像引用元:写真AC

カモノハシの水中生活の特徴

カモノハシは、水中での生活に特化した特徴を持っています。

: カモノハシは、特に長く突き出た鼻を持っており、水中で餌を探す際に役立ちます。

水中歩行: 彼らは水中でも歩くことができ、四つんばいになって水底を歩きます。

酸素貯蔵: カモノハシは長時間水中にいるため、酸素を貯蔵する能力を持っています。彼らは水中での息継ぎを少なくするために、酸素を保存し、代謝を抑えることができます。

カモノハシは、その独特な形態や水中生活の特徴から、「生きている化石」と呼ばれることがあります。

Youtube引用元:Nat Geo WILD

動画は、【Nat Geo WILD】 のYoutubeを掲載させていただきます。

同じ哺乳類で、水中での活動を得意としているビーバーなどと似たような動きなので、間違えそうです。

カモノハシの保護と脅威

カモノハシは生きている化石とされており、その独特の姿から密漁の対象になっています。

また生息地域の環境破壊などの影響もあり、個体数減少の脅威にさらされています。

カモノハシの減少は、森林の健全性や水の循環に影響を与えると言われています。

さらに生態系のバランスが変化し、生態系の繁栄に悪影響を及ぼす可能性もあります。

そこでカモノハシの保護に繋がる取り組みも実施されています。

その一部をご紹介します。

自然保護区の設立: カモノハシの生息地を保護するために、自然保護区が設立されています。これにより、カモノハシの生息地が維持され、狩猟や森林伐採などの活動が制限されています。

教育と啓発活動: カモノハシの保護を促進するために、教育および啓発活動が行われています。これにより、人々は彼らの生態についての理解を深め、カモノハシとの共存を促進できます。

科学的調査とモニタリング: カモノハシの生息数と生態に関する科学的な調査とモニタリングが行われています。これにより、状況の把握や保護策の効果の評価が行われ、より効果的な保護が実現されています。

まとめ

今回はカモノハシについてご紹介しました。

カモノハシは準絶滅危惧種に指定されています。

レッドリストには、【準絶滅危惧 (NT) 現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種】に登録されています。

出典:レッドリスト カモノハシ

これからの未来にカモノハシが生き続けるように。

生きた化石として、未来にも生きているように。

保護への意識を持っていきたいと思います。

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