森と林の違い、ジャングルと雑木林の違いについてみてみよう!
2023.6.13
目次
「森」と「林」、これら2つの言葉は似通っているように感じますが、実は微妙に違いがあるのをご存知でしょうか?
「森」には3つの木が、一方で「林」には2つの木が見えるという解釈をされがちですが、果たして本当にそうなのでしょうか?
また、ジャングルや雑木林など、それぞれの場所でも違うのか気になるところです。
そこで今回は、「森」と「林」の違いに迫り、さらにはジャングルや雑木林も含め、植生の表現について考えてみたいと思います。
森と林の違いについて、よく勘違いされることがある
「森」と「林」の違いは様々な方面から言われていますが、よく勘違いされることがあります。
本来、「森」は木が3つ、「林」は木が2つの集まりを指すのですが、樹木の本数で判断する方が多いようです。
しかし、実際には樹木の種類や配列で判断することが必要です。
森とは
「木」が3つ集まっている場所
「森と林の違いについて、よく勘違いされることがある」ということで、多くの人が「木が3つなら森、2つなら林」と思っているようです。
しかし、実際に使われている言葉を見ると、木の本数で判断するわけではありません。
それぞれ「森」「林」には、もっと奥深い意味があるようです。
具体的には、以下のような特徴があります。
– 「森」は様々な種類の樹木がある場所で、木が3つ集まっているというだけではありません。
– 「林」は同じ種類の樹木が多くある場所で、木が2つ集まっているというだけではありません。
また、「森」といってもジャングルも含まれます。
ジャングルは、熱帯雨林のように、高さや密度が異なるさまざまな植生が混在している場所です。
ですから、「森」と「林」は、樹木の種類や配列で判断することが必要です。
ジャングルも「森」の一種
ジャングルも「森」の一種であることが分かりました。
日本語と英語では扱いが異なる場合がありますが、広がりがある場所に「森」が、熱帯雨林のような暑くて薄暗い場所に「ジャングル」が用いられます。
さまざまな動植物が住み着き、自然の生態系を形成しています。
林とは
「木」が2つ集まっている場所
「木」が2つ集まっている場所は「林」と呼ばれ、同じ種類の樹木が多くある場所です。
林は、人の手が加わっており同じ種類の樹木が多く立ち並んでいるため、規模が小さいのが特徴です
例えば、同じ種類の松がたくさん植えられた松林が林にあたります。
雑木林は「林」の一種
「雑木林」は、樹木の種類や配列で「林」と呼ばれることが多いです。
たくさんの種類の樹木が混在しているため、森のように見える場所もありますが、土地利用の文脈によっては「林」に分類されることもあります。
まとめ
森と林の違いについては、樹木の本数ではなく、種類や配列で判断することが必要そうですね。
様々な種類の樹木がある場所か同じ種類の樹木が多くある場所 で見分けるのもポイントかもしれませんね。
ただ、植物に詳しくないと、木の種類の違いの認識は難しいかもしれませんが。