環境・自然・動物の情報全般や保護活動のウェブメディア

ビッグホーン

ビッグホーンはヤギではなく、ヒツジの仲間の動物で別名オオツノヒツジ

2023.1.20

目次

ビッグホーンという動物をご存知でしょうか。

大きな角を持つ動物なのですが、見た目はヤギっぽい動物です。

今回はこのビッグホーンとはどういう動物なのかを見ていきましょう。

ビッグホーン(オオツノヒツジ)

ビッグホーンは、ウシ科ヒツジ属の動物で哺乳類です。

名前のとおり、大きな角を持っています。ビッグホーンはオスにもメスにも角があります。

ビッグホーンは日本名はオオツノヒツジとも呼ばれています。

見た目はヤギに似ていますが、実はヒツジの仲間。その為、大きな角を持つヒツジでオオツノヒツジ。

ビッグホーンは、主に北米の地域で標高が高いところに生息しています。

バランス能力も高く、崖や岩場などの足場が悪いところでも問題ありません。

草食動物なので、そういう足場が悪い場所の方が、補食者(肉食動物)からも狙われにくいので、そういう場所に生息しているというのもあるかもしれません。

ビッグホーン
画像引用元:Pixabay

ビッグホーンの戦い

ビッグホーンはその大きな角を活かして、メスを巡る争いをします。

こちらの動画をご覧ください。

動画引用元:WildlifeOnVideo

動画は、【WildlifeOnVideo】 のYoutubeを掲載させていただきます。

オス同士の激しい頭(というか角)のぶつけ合い。正面から勢いよくぶつけ合い、力の差を比べ合います。

動画でみると、1頭に対して、連続で2頭のビッグホーンが突進していく部分もあり、最も強いビッグホーンが選ばれるのだと感じます。

ビッグホーンの戦いで勝利したオスは、メスとの繫殖行動が取れる。強いオスだけに許された特権ですね。

あのスピードと角で突進されたら、人間の骨など簡単に粉砕できそうです。

ヒツジの仲間で草食動物とは言え侮れませんね。

ビッグホーンの角

ちなみにこの角ですが、約12 ~ 14kgにもなるそうです。

動画にもあるとおり、より大きな角を持っているのはオスです。

その為、オスの角の重さが約12 ~ 14kgです。

ビッグホーンは日本で見れる?

野生のビッグホーンは日本には生息しておりませんが、飼育している動物園もございます。

盛岡市動物公園

横浜金沢動物園

※タイミングによっては、動物園の飼育環境の変更などでビッグホーンがいない場合もございます。

その為、ご自身で事前にお調べしていただけますと幸いです。

まとめ

今回はビッグホーンことオオツノヒツジについてご紹介いたしました。

飼育している施設も少ないので、生で観れることはなかなか難しいかと存じますが、機会があればゆっくり観察してみてください。

機会があれば野生のビッグホーンに会い、オス同士の激しいビッグホーンの戦いも見てみたいと思います。

関連記事

週間人気ランキング