ブル・テリアってどんな犬?特徴や性格、歴史を見てみよう!
2025.4.7
目次
今回は、一度見たら忘れられない存在感を放つブル・テリアについてご紹介します。
ブル・テリアは、その風貌から「怖い」というイメージを持つ人も少なくありません。
そこで今回は、実際の特徴や性格について詳しく説明し、あらためてブルテリアの素晴らしさについてご紹介していきます。
ブル・テリアってどんな犬?!
原産国はイギリス
体高約30cm前後/体重約10~15kg
被毛は短毛
ブルドッグとオールドイングリッシュテリアの交配種
ブル・テリアの見た目は、非常に個性的で魅力的です。
のっぺりとした大きな顔に、つぶらな目と短く立っている耳が特徴的で、また、たくましい筋肉を持つ頼もしい雰囲気があります。
体重が10~15kgほど、体高が30cm前後であり、小ぶりなサイズになっています。
毛の色は白や黒、フォーンなどが多く、白と黒の混ざったタイプも人気があります。
ブル・テリアは、外見だけではなく、性格も魅力的な犬種の一つです。

ブル・テリアはどんな性格?怖い?優しい?
愛情深くて陽気
活発で遊び好き
独立心が強く我慢強さ頑固な一面も
ブル・テリアの活動的で遊び好きな性格
「ちょっと怖そう…?」と思われがちなブル・テリアですが、実はとっても人懐っこい性格。
家族と過ごすのが大好きで、常に一緒にいたがる甘えん坊な一面も持っています。コミュニケーションを取るととても喜びます。
ブル・テリアの我慢強さと忠誠心
ブル・テリアは非常にスタミナがあり、長時間の運動や遊びにも耐えられるタフな犬種です。
この我慢強さは、かつて闘犬として育てられていた歴史が背景にあります。激しい運動やプレッシャーにも動じない精神的な強さは、現代のブル・テリアにも受け継がれています。
一方で、飼い主に対しては非常に忠実で、深い愛情を注ぐ一面もあります。信頼した相手にはとことん尽くすタイプで、家庭内では甘えん坊な性格を見せることもあります。
育て方次第で、非常に素晴らしい性格を持つことができます。ただし、元々が闘犬種であったことから、しつけには十分な注意が必要です。
以上の特徴から、ブル・テリアは飼い主にとって愛らしく、忠実なパートナーとして非常に魅力的な犬種ですね。
ブル・テリアのユニークな性格や行動を、実際の映像で見てみたい方におすすめの動画をご紹介しますしたのでぜひごらんくださいませ。
小動物への反応に注意すべき理由
ブル・テリアは家族には従順な一方、小動物に対して攻撃的になる可能性もあります。
その理由は、元々が闘犬や狩猟犬だった歴史にあります。特に猫やウサギなど、小さな動く動物に対しては、本能的に「獲物」と見なしてしまうことがあるのです。
もちろん、子犬の頃からしっかりとしつけをすることで抑えることは可能です。飼い主に対する忠誠心が高いため、指示をしっかり聞ける子に育てれば、多くの場面で安心して一緒に暮らすことができます。

紳士の犬として人気だった過去も
かつてイギリスでは、ブル・テリアは若い紳士たちの間で流行の伴侶犬となり、大人気だった時期もあります。
スーツ姿の男性がブル・テリアを連れて歩くのが“粋”とされていたようです。

まとめ
今回はブル・テリアについてご紹介しました。
闘犬という血筋や見た目から怖いと思われる一面がある犬ではあります。
しかし、愛情をもって接してあげれば、とても良いパートナーになってくれる犬でもあります。