シャチの狩りに注目!最強・怖いと感じる理由
2023.2.26
目次
今回はシャチの怖さについて、狩りに注目しながら見ていきます。
海の殺し屋とも呼ばれるシャチは、海洋動物最強なのでしょうか。
最強のハンター シャチ
シャチはとても頭の良い動物として知られています。
こちらの記事は、シャチの狩りを紹介していますが、賢さという視点から見ています。
では、当記事ではより狩りに特化してシャチの怖さを見ていきたいと思います。
こちらの動画をご覧ください。
動画は、【BBC Earth】 のYoutubeを掲載させていただきます。
前述した記事先の動画も流氷の上にいる獲物を狙うシーンでしたが、こちらの動画も似たような環境下です。
当記事でご紹介した動画では、冒頭10秒くらいにいきなりシャチの怖さを感じます。
シャチの身体は陸上での生活を得意とする構造になっていません。
その為、陸上(今回の場合は氷上)の上にいるカニクイアザラシをまずは確認するのですが、水中から顔を出してカニクイアザラシの姿を確認している姿が怖すぎます。
シャチの大きさもその怖さを増幅させます。しかも複数のシャチが。
シャチの狩りの連携
今回の動画では、群れで狩りを行うシャチの姿が見れます。
シャチはお互いに役割ややることを確認して、戦略を練って狩りに挑みます。
まずは氷上にいるカニクイアザラシを海に落とすところから始まります。
この海に落とすやり方も、海面ぎりぎりを泳いで波を起こして、カニクイアザラシに波を当てるなんて、賢すぎます。特に複数頭のシャチが同時に同方向から泳ぐことで、波の威力も増幅させているのです。
カニクイアザラシからしたら、流氷は安全地帯ではなく、逃げ場の無い小舟みたいなものです。
複数のシャチが都度、カニクイアザラシの位置や流氷の状況を確認しては作戦を練って、連携して狩りをしていく。
シャチが賢いというのがとてもわかる動画だと思います。
シャチの怖さ
この狩りの風景を見てもそうですが、シャチの怖さは見た目の大きさや肉食動物だということよりも、その知能の高さからきているものだと、私は考えます。
この知能の高さがあるから、連携した狩りができる。
いかに獲物を捉えれるかを考え作戦を練ることができる。
狙われている側からしたら、ただやみくもに走って(泳いで)追っかけてくるよりも、怖いと感じることでしょう。
シャチの泳ぐスピードは、時速約56 km。
泳ぎもかなり速いので、そうそう逃げれないのですが、今回の動画でもあるとおり、流氷に飛び乗れば回避できるというのはあります。
ただ、その流氷の上だと、どこからどういう手段で襲ってくるかがわからないという「怖さ」が出てしまいます。
だから、シャチの怖さは、シャチの賢さ・知能の高さからきているものだと私は考えているのです。
まとめ
今回は、紹介した動画がシャチの狩りの怖さや知能の高さを感じる衝撃的な内容だったので、ご紹介させていただきました。