ノコギリクワガタが水牛と呼ばれる理由は?特徴や寿命と共にご紹介
2023.9.2
目次
今回はノコギリクワガタについてご紹介します。
クワガタの種類の中でも人気のノコギリクワガタ。
私も小学生の頃に、山に探しにいったものです。
私の中ではクワガタといえば、オオクワガタかノコギリクワガタというくらい好きな種類です。
ノコギリクワガタとは?
ノコギリクワガタは、日本を含む東アジア地域に生息する大型の甲虫です。
日本では、北海道から九州まで全国各地の山林などで見られます。
ノコギリクワガタの名前の由来は、オスの顎がノコギリのような形状をしていることからきています。
ノコギリクワガタは、体長が5〜8センチメートルにも達する大型の昆虫であり、黒褐色の体色をしています。
主に山岳地帯や森林地帯で見られ、腐植土や朽木の中に生息しています。
また、夜行性であるため、夜間に活動し、昼間は木の間や地下に隠れて休息します。
これらのクワガタムシは、幼虫時代を腐植土中で過ごし、主に朽木を餌としています。
成虫になると、主に樹液や果汁を摂取します。
彼らは非常に強力な顎を持ち、木の枝や葉を切断することができます。
ノコギリクワガタの寿命は?
ノコギリクワガタの寿命は、1年~3年と言われています。
飼育下・野生下、個体差によってもちろん差は出てきます。
ノコギリクワガタの水牛という名称の由来
ノコギリクワガタは、その特徴的な角の形状から「水牛」と呼ばれることがあります。
実際には、ノコギリクワガタは本物の水牛とは何の関係もありません。
しかし、その大きな顎や鋸のような角の形状から、人々はこの昆虫を水牛に例えました。
「水牛」という言葉は、ノコギリクワガタが持つ特徴的な角を指しています。
この角は、オスの個体にのみ存在し、鋸のような形状をしています。
この鋸状の角が、まるで本物の水牛が持つ角のように見えることから、「水牛」という名前が付けられたのです。
ちなみに、こちらがノコギリクワガタと水牛の画像です。
確かに湾曲具合が似ている気がします。
ノコギリクワガタのメス
ノコギリクワガタのメスにはオスほどの大きな顎はありません。
オスとメスでこれだけ顎の違いがあるので、見分けるのは簡単ですね。
ノコギリクワガタの顎はオスだけにあるということは、メスへの求愛行動やオス同士の争いで用いられるということです。
まとめ
今回はノコギリクワガタについてご紹介しました。
水牛という異名を持っていることは驚きでした。
日本国内でも見られる種類なので、夏の時期には山へ野生のノコギリクワガタを探しに行ってみてくださいませ。