黒鷺(クロサギ)はどんな鳥?珍しいと言われるクロサギとシロサギの違い
2024.3.28
目次
今回は珍しいと言われるクロサギについてご紹介します。魚にも「クロサギ」という種類がいますが、今回は鳥のクロサギです。
黒鷺(クロサギ)ってどんな鳥?
ペリカン目サギ科で、見た目は名前のとおり、真っ黒のサギになります。
体長は約63cmと中型鳥類の大きさです。
単体もしくはペアで生息していることが多く、群れになることは基本無く、主に魚や貝などの魚介類などを食べています。ペリカン目というだけあって、捕食する獲物はペリカンと似たようなものが多いですね!
他のサギの種類との見分け方は、クロサギは嘴が太めで足が短いのが特徴。
実は、クロサギなのに全身が白色タイプのクロサギも生息している。
黒鷺(クロサギ)はどこにいる?見れるのは珍しい?
主に海辺や川など水が多いところに生息しています。獲物が魚介類の為、当然のことだとは思います。
実は日本国内にも生息をしています。(国外では、東南アジアやオーストラリアなどに生息している。)
主に本州を中心に全国の海辺で見られることがあるが、そもそもが珍しい種類で個体数も多くない為、あまり見ることはできない。
さらに、クロサギ自体がとても警戒心が強い為、人間が近寄ることが出来ないことが多く、発見に至っても観察するのは難しいとされている。東北地方など寒い地域に生息している個体は、冬は暖かい地域へと移動することがある。
アフリカに分布している「アフリカクロサギ」という種もいます。アフリカ中部からマダガスカルらへんで見られることが多いです。
体長は42 – 66cmで、日本にいるクロサギと同じくらいか少し小さいくらいです。
参考:Black Heron – HeronConservation
クロサギは一部では絶滅危惧種になっている!
クロサギは日本でこそ個体数は少なく珍しい鳥ですが、東南アジアやオーストラリアでは広く分布しています。
しかし、絶滅危惧種として認識はされています。
まだ絶滅危惧の心配は、そこまで深刻な状況ではないですが、人間の活動領域の拡大でクロサギの繫殖地が減少していることが一因として考えられています。
クロサギとシロサギの違いとは?
シロサギは白鷺(シラサギ)とも言い、全身が白いサギの総称です。つまり、クロサギの白い種類もシロサギということに。
ややこしいですね!笑。もしかしたら、クロサギの一部が白いサギもいるかもしれません…。
まとめ
今回はクロサギについてご紹介しました。
白色のサギは結構、住宅街にある川沿いでも見かけることがありますが、クロサギはほとんど見かけることは無い。それくらい、日本国内では珍しい鳥です。
海辺などに行った際は、岩場などにいることも多いので、ぜひ見かけたらそっと観察してみてください。
クロサギはスピリチュアルメッセージがあると言われることがあります。これは、黒い鳥を見ると、「予兆」を意味し、黒い鳥を見たときに思い浮かんだことが予兆として起こるかもしれないというメッセージです。
この黒い鳥は主にカラスを指すことが多いのですが、確かにクロサギも真っ黒の鳥ですし、そもそもが珍しい鳥なので、クロサギを見ると何かあるのかも?と思ってしまうかもしれませんね。