犬の外飼いは禁止!?犬の飼育をする時の考え方で危険なこととは
2024.1.8
目次
犬の飼育方法で気を付けた方がいいこと、改めるべき危険な考え方についてご紹介します。
これから飼育を考えている方、現在飼育している方にも参考になればと思います。
犬を庭(外)で飼うのは危険です!!
近年は異常気象が多く、真夏の猛暑や冬の寒さ、ゲリラ豪雨による不快感や体の冷えなどの過度なストレスにより、外で飼われている犬の寿命は室内犬に比べて短くなる傾向があります。
また歩道など他者が接触できる範囲で犬を飼育している場合、暴行に遭ったり、食事や飲み水にイタズラをされる危険もあります。
また、犬は集団生活を好む生き物なので、長時間一人でいる状況がとても不安で、犬に大きなストレスを与えます。
以上の理由から、犬の外飼いは法律などで禁止となっているわけでは無いですが、メリットよりもデメリットの方が多い。『犬は家族の一員』なので、温度調節された快適な室内で常に家族の気配や笑い声が聞こえる場所で飼育することをオススメします。
犬の外飼いのメリットとしては、番犬になるという点があります。ただ番犬に向いている犬種というのは決まっています。そのため、番犬として防犯のために犬を飼いたい方は、お金も手間もかからない防犯カメラやセンサーライトの設置をおすすめします。
1人が寂しくて犬を飼うのは危険です!!
後見人のいない1人暮らしの方が寂しくてペットを飼ったり、またはご家族や友人・知人からプレゼントされることもあるでしょう。
しかし、災害や病気、不慮の事故などもし飼い主に何かが起こった際、犬のお世話をしてもらえる家族や後見人がいない状態で犬を飼うとその犬はどうなるでしょう?
ご近所さんが気づいてくれるまでに数日から数週間かかることもあり、食べ物や喉の渇きを潤してくれるお水もない状態のまま残された犬は放置され続けます。
保健所に持ち込まれて殺処分される犬のほとんどが飼い主を失った家庭犬です。
どうしても1人暮らしの寂しさを紛らわすために犬を飼うのであれば、常に自身の安否確認をしてくれる方、万が一の時は犬のお世話を見てくれる後見人を見つけてから犬を迎えましょう。
SNS映えや流行で飼うのは危険です!!
憧れの有名人や好きな人が飼っているからという理由で、同じ犬種の犬を飼う方も多いです。
これは自分が尊敬する人や好きな人と同じ物を持つ事で、自分もその人物と同じになった感覚になる事で、心理学でも【同一化現象】とも言われてます。
憧れの人や好きな人に近づきたい気持ちがあるのは仕方のない事ですが、犬は自分をよく見せるための道具でもなければアクセサリーやぬいぐるみでもありません!!
犬を飼うにはお金も時間も手間もかかります。犬に愛情が持てず、犬のために手間をかけれないのであれば、犬を飼うべきではありません。
犬は毎日ご飯を食べるし、排泄もします。犬を飼うと自由に外出もできなくなります。
SNS映えや流行、誰かに近付きたい。というだけで犬を飼うなら服装や雰囲気、ヘアスタイルなどをマネることをお勧めします。
まとめ
今回は「犬の飼育をする時の考え方で危険なこと」についてご紹介しました。
外飼いにはメリットもありますが、デメリットが多いことを理解していただくこと。
犬を飼う時に人間視点ばかりの危険な考え方で飼うのは危険だということを知っていただけたらと思います。