ボルゾイってどんな犬?特徴や性格や寿命を知ろう!
2023.4.19
目次
今回はボルゾイについてです。
ロシア原産のこの犬種は、優雅な姿勢と長い脚が魅力的な見た目をしています。しかし、実際に飼ってみる前には、その性格や生活習慣についてもしっかりと知っておく必要があります。
そこで今回は、ボルゾイの特徴や性格、飼育上のポイントや平均寿命についてご紹介していきます。
ボルゾイの外見的特徴
ボルゾイは、美しい流線型の身体と絹毛が特徴的なロシア原産の大型犬です。
その長い顔や細い体型が、優雅で華奢な印象を与えます。
一般的には胸が深く、長く配置された脚が足早さを表現しています。
体高は、オスで約70〜82センチメートル、メスで約65〜77センチメートルになります。
毛色は白く、褐色や黒色の斑点も見られます。
見た目は洗練された美しさがある犬種です。
ボルゾイの性格とは?
ボルゾイはとても落ち着きがあり、優しい性格をしています。
飼い主への忠誠心が強く、甘えることが好きな一面もあります。
しかし、独立心も強く、自分の思い通りに行動することもあります。
運動が好きで、広い敷地で走り回ることを好みます。
社交的な面もあるので、犬の友達を作ることも得意です。
ただし、初めての人には警戒心を示すことがあるため、社交的であっても慣れるまでの時間が必要です。
それでも、丁寧なしつけと飼い主との時間を過ごすことで、愛情深く素晴らしいパートナーになってくれるでしょう。
ボルゾイの平均寿命とは?
ボルゾイの寿命は、平均して10~12年程度です。
大型犬としては、やや短めの寿命とされています。
そのため、飼い主さんは特に中高年期には健康管理に気を配り、定期的な健康診断を受けることが重要です。
また、適度な運動やバランスの良い食事など、生活習慣の改善も健康に役立ちます。
しかし、個体差や環境によっても寿命は異なるため、愛犬に合ったケアを行い、健やかに暮らせるように心がけましょう。
大型犬ならではの寿命短縮要因とは?
大型犬として知られるボルゾイは、その体の大きさに比べて内臓が小さく、そのため内臓への負担が大きくなります。
また、大型犬に多い疾患である胃拡張・胃捻転症候群や悪性腫瘍などの命にかかわる病気も起こりやすいと言われています。
さらに、高温多湿な日本の気候には適応しづらく、熱中症を起こすリスクも高いため、暑い季節には特に注意が必要です。
これらの要因が重なり、ボルゾイの平均寿命はやや短くなってしまうのです。
しかし、適切なケアや健康管理を行えば、長生きすることも可能です。
飼い主さんは、定期的な健康診断や適切な食事管理、適度な運動量の確保など、積極的に寿命短縮要因を軽減するように心がけましょう。
ボルゾイのしつけや訓練について知ろう
ボルゾイのしつけや訓練についても知っておくことが重要です。
狩猟本能が強いため、子犬の頃から注意深く、ゲーム感覚でトレーニングを行うことが大切です。
また、単調な生活になるとストレスを溜めてしまう傾向もあるため、適度な運動や遊びを与えることも必要です。
ボルゾイは繊細な性格のため、怒鳴ったり罰を与えると心を傷つけてしまうことがあるので、穏やかな口調でやさしく接することが大切です。
正しいしつけとトレーニングを行うことで、ボルゾイとの素晴らしい共同生活を送ることができます。
まとめ
今回はボルゾイについてご紹介しました。
大型犬で怖いというイメージがある方もいますが、性格は社交的で優しい犬種です。
しっかりとしつけを行えば良いパートナーとなってくれますので、ボルゾイを家庭に迎え入れることを検討している方は、責任をもって接してあげてくださいませ。