ウサギの生態~意外と知らない?可愛いウサギの習性~
2023.11.30
目次
※当記事は2021年5月19日に掲載した記事を一部編集して再掲載した記事となります。
今回、私は最近コロナ禍でおうち時間を楽しむのに人気が出てきた動物、「ウサギ」について紹介していきたいと思います。
私は現在通学のため一人暮らしをしていますが、実家でウサギを飼っています。
私の経験をふまえながらウサギの特徴、習性についてお話していこうと思います。
ウサギってどんな動物?
皆さんはウサギに対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?
小さくて可愛い、長くてよく聞こえる耳があるなど様々なイメージを持っていると思います。
確かにこのような特徴がありますが、これからもう少し詳しく紹介していこうと思います。
意外と大きい?
最初に、大きさなどの見た目についてです。
「ウサギ=小さい」というイメージを持っている方が多いと思います。
しかし、実際は想像しているより大きいということがほとんどです。
私もウサギを飼ってみて思っていたより大きく成長して驚きました。
この大きくなる理由として、室内で飼う用のウサギはほとんど雑種の「ミニウサギ」という種類です。
雑種のため成長するまでどのような大きさになるかわからないのですが、大きくなることが多いです。
もちろん「ネザーランドドワーフ」という成長しても小さいままのウサギもいます。
体の機能について
次にウサギの体の機能について3つほど説明します。
① 体の機能「耳」
まず1つ目、ウサギといえばなんといっても「耳」ですよね!あの長い耳はウサギのチャームポイントです。
そのとても長い耳は集音器の役割を果たし、360度すべての方向から音を聞くことができ、同時に2つの音を監視できます!
これだけでもすごいのにほかにもウサギの耳には役割があり、体温調節も耳で行っています。
ウサギの耳の中央には太い血管が通っており、そこに血を流すことによって、耳に風が当たり血液が冷やされます。
これにより体温上昇を防ぎます。そのため体温を調節しているときの耳はとても熱いです。
② 体の機能「しっぽ」
2つ目は「しっぽ」です。
ウサギの短いしっぽはフワフワしていてとってもかわいいですよね。
そんなしっぽもかわいいだけでなく、重要な役割があります。
ウサギは基本的に群れで生活しますが、移動する際も団体で行動します。
その時にはぐれないように前のウサギのしっぽを目印に移動します。
そのしっぽは、群れで生活するウサギにとってなくてはならない存在なのです!
③ 体の機能「歯」
3つ目はウサギの歯です。
ウサギの歯はハムスターと同様伸び続けます。
また、立派な歯が生えているため噛まれたらとても痛いです。
そして家の中でウサギを飼うと、家の柱などがかじられるので飼うときは、家がボロボロになることを覚悟しなければなりません。
ここまで大まかなウサギの体の機能についてお話してきましたが、次にウサギの習性について説明していきます。
ウサギの習性
ウサギの基本的な習性について説明していきます。
一番よく知られていることはウサギは草食動物であるということです。
ペットショップなどにウサギ用のペレットが売っていますが、それも牧草や草などで作られています。
後は一部の野菜や果物を食べます。
次に夜行性であるということです。
野生の場合、日中は基本的に巣穴で寝るなど活発には行動しません。
家で飼っているウサギも同様に夜行性ですが、人間の生活リズムに合わせて変わったりもします。
また、ウサギはかなり警戒心が強く怖がりです。
大きい音が鳴ったりするとすぐに隠れてしまいます。
なので夜に静かに行動したりするウサギもいます。
実家で飼っているウサギがこのタイプです。
ウサギは食糞の習性があります。
盲腸の微生物が作った栄養を吸収するために盲腸糞と言われるものを食べたり、効率よく吸収するサイクルを回すために食べます。
初めて見たり聞いたりするとかなり衝撃的ですが、ウサギが生きていくために重要な習性なのです。
また少しかわいい習性もあります。
怒ると鼻をブーブーと鳴らしたり、後ろ足で思いっきり床を蹴ったりします。
ウサギ自体は怒っているのですが、見ている側としては少しかわいく思えてしまいます笑
ちなみに皆さんはよく「ウサギは寂しいと死んじゃうんだよ」という言葉を聞いたことあると思います。
確かに、ストレスはかかってしまうので一緒にいてあげるほうがいいのですが、意外とウサギはタフです。
最後に
新型コロナウイルスの影響で、おうち時間を過ごすのにペットを飼う人が増えてきています。
その反面、捨てられてしまうペットたちが増えているのも現実です。
私の実家の近くで、あきらかにペットとして飼われていたであろうウサギが放されていました。
「最後まできちんと飼うという覚悟と責任感を持って飼わなければならない」とこのブログを書いて改めて思いました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今後も動物についてのブログを書いていこうと思います。