アザラシの寿命ってどれくらい?種類ごとにご紹介!
2025.7.15
目次
今回はアザラシの寿命についてみていきます。
ゾウアザラシ、ゴマフアザラシ、ヒョウアザラシなど、海に生きる7種類のアザラシたち。その寿命や生態には予想以上の驚きがいっぱい!今回はそれぞれの驚異的な寿命をご紹介します。
アザラシの種類と寿命
ゾウアザラシ

ゾウアザラシはキタゾウアザラシとミナミゾウアザラシの2種類がいます。
ゾウアザラシは主に、北太平洋沿岸に生息しています。
特徴は名前の由来にもなっている長い鼻。メスにも長めの鼻はあるが、ゾウのように長いと言われる鼻を持っているのはオス。オスはなんとオスは体重2トン超。身体の大きさとこの鼻の長さが長いことが強さの証になっており、繁殖期には激しい戦いを繰り広げています。
ゴマフアザラシ

流氷の上や冷たい海に入ることもあるゴマフアザラシは、北太平洋・北大西洋の沿岸に広く分布し、厚く白い毛皮をもつことで知られています。
身体のまだら模様がゴマのように見えるからゴマフアザラシだそうです。人目につきやすい沿岸でのんびり過ごす姿が特徴です。
ヒョウアザラシ

ヒョウアザラシは体にヒョウ柄のような模様を持ち、アザラシの中でも獰猛な補食者というイメージが強いアザラシです。
南極の氷海に生息し、鋭いキバをもち、単独で行動しながらペンギン・他のアザラシの子供なども補食します。
ゼニガタアザラシ

ゼニガタアザラシは体長は1.6mほどで、投げ銭の穴のような模様が身体にあることからゼニガタアザラシと呼ばれています。
北太平洋・ベーリング海の氷上に生息し、氷上で出産・子育てをしながら魚やイカを捕食します。
また、日本近海にも生息しているアザラシで、北海道の近海で1年を通して見られることがあります。
ワモンアザラシ

ワモンアザラシは「輪紋」アザラシと書き、輪っかの様な模様があるアザラシです。
北極海などの寒い地域に生息しています。北極の氷の下に呼吸用の穴を開けて暮らし、氷上で繁殖・子育てをしています。
カニクイアザラシ

体長2 ~ 2.4mほどのアザラシ。カニクイという名前だがカニを食べているわけではない。
カニクイアザラシの主な食べ物はオキアミです。面白いギャップも魅力ですね。
南極海に大群で生息し、個体数はアザラシ界で最多なんだそうです。
アゴヒゲアザラシ

アゴヒゲアザラシは体長が2mを越える大型のアザラシ。太くて長いヒゲが名前の由来。
北極圏に生息し、海底の泥を掘って甲殻類や貝などを見つけて食べています。
赤ちゃんアザラシとお母さんアザラシの、心あたたまるふれあい映像をご用意しました。癒されますのでぜひご覧ください。
まとめ
他にもアザラシの種類はいますが、今回は有名どころをピックアップしてご紹介しました。
だいたいどの種類も20年近くは寿命があるのですね。
飼育下の場合は、さらに5 ~10年くらい寿命が伸びる場合もあります。
アザラシは絶滅危惧種になっているものも多いのですが、保護活動が進めば、寿命が長いので