トキってどんな鳥?翼は1年生の身長より大きい130cm、佐渡から本州へ広がる野生復帰
2026.10.22
目次
トキは、顔が赤く、黒く長いくちばしが下に曲がった鳥です。翼を広げると130cmあまり。この記事では、その大きさを小学1年生の身長とくらべてみました。
一度は日本の野生のトキがいなくなり、佐渡島から野生に戻す取り組みが続いています。2026年5月には本州で初めての放鳥も行われました。環境省の保護増殖事業のページをもとにまとめています。
この記事について
- 動物の情報は、環境省「トキ」(保護増殖事業)のページから
- 身長は、文部科学省「令和7年度学校保健統計」から
- くらべた図とイラストは、生成AIの絵をもとに作ったものです
トキってどんな鳥?
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 分類 | ペリカン目トキ科 |
| レッドリスト | 環境省 第5次レッドリスト 絶滅危惧IB類 |
| 大きさ | 全長約80cm、翼を広げると130cmあまり |
| くらし | 春から夏の繁殖期に、大きな木の枝に巣をつくって子育てをする |
| 食べもの | 水辺や湿地にすむドジョウ、カエル、小さな昆虫など |
出典:環境省「トキ」(保護増殖事業)
翼の大きさを、1年生の身長とくらべてみたら
文部科学省の令和7年度学校保健統計では、6歳(小学1年生)の身長の平均は、男子116.6cm、女子115.6cmです。トキの翼の130cmあまりと、同じ縮尺で並べてみました。

| くらべるもの | 長さ |
|---|---|
| トキの翼を広げた長さ | 130cmあまり |
| 6歳(1年生)の身長の平均 | 男子116.6cm・女子115.6cm |
出典:環境省「トキ」(保護増殖事業)/文部科学省「令和7年度学校保健統計」
翼を広げると、1年生の平均の身長より大きいことになります。
トキが減った理由
明治時代には、羽毛をとるための乱獲で大きく減りました。昭和に入ってからは、森林伐採で巣をつくる場所が減ったこと、農薬を多く使ってえさの生きものが減ったこと、山あいの水田がなくなったことが主な理由とされています。
野生に戻す取り組み
| 年 | できごと |
|---|---|
| 昭和27年 | 特別天然記念物に指定 |
| 昭和56年 | 野生のトキをすべて捕獲し、人工増殖を始める |
| 平成11年 | 中国から贈られたつがいから「優優」が生まれ、日本で初めて人工増殖に成功 |
| 平成15年 | 日本生まれの最後の野生のトキ「キン」が死ぬ |
| 平成20年 | 佐渡島で野生復帰のための放鳥を始める |
| 平成24年 | 野生で36年ぶりにヒナが生まれ、38年ぶりに巣立ちを確認 |
| 平成26年 | 野生復帰の目標だった60羽の定着を達成 |
| 令和3年 | 保護増殖事業の区域を全国に広げる |
| 令和8年5月31日 | 石川県羽咋市で本州初の放鳥。8羽を放す |
出典:環境省「トキ」(保護増殖事業)
佐渡島では、佐渡トキ保護センターで飼育と繁殖を、野生復帰ステーションで放鳥に向けた訓練を行っています。令和9年度上半期には島根県出雲市での放鳥も決まっています。
まとめ
トキは、翼を広げると1年生の身長より大きい鳥です。一度は日本の野生から姿を消しましたが、佐渡島から野生に戻す取り組みが続き、2026年には本州でも放鳥が始まりました。
出典:環境省「トキ」(保護増殖事業) https://www.env.go.jp/nature/kisho/hogozoushoku/toki.html
出典:文部科学省「令和7年度学校保健統計」身長の平均値 https://www.mext.go.jp/content/20260213-mxt_chousa01-000046876_1.pdf
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