ミツバチが蜜を集める理由とは。はちみつが出来る仕組み
KATSU
目次
今回はミツバチのみつ。「はちみつ」に焦点を当ててご紹介したいと思います。
ミツバチが蜜を集める理由とは?
これは当たり前ですが、はちみつを作るためです。
ミツバチの特徴などについてはこちらでご紹介をしています。

このはちみつはミツバチにとって保存食になり、寒い時期を過ごす際に必要になる。
そのため、ミツバチは蜜を集めているのです。
はちみつの仕組みとは
では、はちみつはどうやってできるのでしょうか。
はちみつは簡単に言うと、ミツバチが花粉や花の蜜を元に体内で作りだした蜜になります。
さて、この元になる花粉や花の蜜ですが、どんな花でもいいのでしょうか?
結論から言うと、たくさんの花粉や蜜を作る花ならOKです。
身近な公園に咲いている花にミツバチが止まっているのを見かけたことがある方も多いと思います。

ミツバチは実は効率重視の昆虫。
様々な種類の花が咲いている場所の場合、手当たり次第に花を選んで蜜を集めるのではなく、「低い位置に咲いている」「蜜の糖度が高い」「花が密集している」花を選ぶ傾向があります。
例えば、センタングサもミツバチに人気の花です。

花が大きくて蜜が収穫しやすいヒマワリも人気ですね!
確かにヒマワリ畑にいくと、高確率でミツバチもいますよね。

こうして花粉や花の蜜を体内に集めるミツバチは、そのまま巣へ持ち帰ります。
そして、体内にある酵素や唾液を混ぜて吐き出しては食べてを繰り返します。
そうすることで、花粉や花の蜜の成分が分解されて、花蜜の成分であるショ糖が果糖やブドウ糖へと変化します。
そして、はちみつが出来上がっていくのです。

はちみつが種の繫栄につながっていく
前述したとおり、ミツバチのはちみつは保存食にもなります。
このはちみつがあることで、寒い時期でも生きていくことができ、種の繫栄に繋がっています。
また、ミツバチが花粉や花の蜜を運ぶことで、植物の繫栄にも繋がっています。
ミツバチが食料とする植物が繫栄すれば、さらに多くのミツバチが生きていくことができるようになっていきます。
ここにも1つの生態系が構成されており、ミツバチがいなくなると、多くの植物の減少に繋がることもあるのです。
まとめ
今回はミツバチが蜜を集める理由とはちみつの仕組みについてご紹介しました。
ミツバチにとっては、生きていくため、種の繫栄のためではありますが、多くの植物の繫栄のためにもなっていることを知っていただければと思います。