バッファローは牛?生息地や特徴は?
2024.8.14
目次
バッファローと聞けばアフリカのサバンナを大群で走っているイメージが強いですよね。
今回はそんなバッファローとについてご紹介していきたいと思います。
バッファローは牛の種類の一つ
バッファローはウシ科ウシ亜科に属しますが、バイソン属ではなく、スイギュウ属に属します。ウシ族のうち水辺を好むものがバッファローっと言われており、アフリカスイギュウ(ケープバッファロー)とアジアスイギュウの2種が挙げられます。
バッファローの生息地は主に、アフリカとアジア
アフリカに生息するバッファローの特徴は?
バッファローはアフリカの湿地帯やサバンナの広大な草原地帯、森林地帯に生息しています。これらの地域では、乾季と雨季が明確に分かれており、バッファローは季節に応じて移動を繰り返します。乾季には水を求めて湿地帯や河川沿いに移動し、雨季になると新芽が育つ草原地帯へと戻る習性があるそうです。バッファローは広範囲にわたって移動し、群れを成して行動することが多いです。
また、アフリカのバッファローの最大の特徴といえば、群れの大きさです。数百頭の群れから、また多い時には、千頭を超える群れになり、捕食者に対する防御を強化しているんです!このように大群で行動することは、ライオンなどの大型捕食者に対する防衛手段として非常に効果的と言われています。
アジアに生息するバッファロー(アジアスイギュウ)の特徴は?
またアジア生息しているバッファローは、アジアスイギュウと呼ばれており、インドやネパール、東南アジアの湿地帯や河川流域に生息しています。これらの地域は、豊富な水源と柔らかい植生が豊富であり、バッファローにとって理想的な環境です。特に湿地帯では、水中での生活にも適応しており、泥水の中で体を冷やしながら草を食べる姿が見られます。
また、アジアに生息するバッファローは家畜化されており、農業や輸送手段として人々の生活に深く根ざしています。これにより、野生の個体群は減少しつつありますが、一部の地域では保護活動が行われています。
バッファローの性格は?
アフリカバッファローの性格
・群れで行動し、社会性がある
・警戒心が強く、攻撃的
アジアスイギュウの性格
・穏やかだが、怒ると攻撃的
アフリカに生息するバッファローの性格は?
アフリカバッファローの性格は、バッファローのイメージ通りそのもので、かなり気が荒く、縄張りに入ってきた他の草食動物を鋭い角で追いかけ回したり、自分を獲物として狩りに来たライオンを返り討ちにしてしまうこともあるそうです。
ただ、同じアフリカに生息する生きるサイや陸の上での最大動物である、アフリカゾウなどが相手では、喧嘩を売って逆にやられてしまうことがあるそうです。喧嘩っ早い性格なんですね。
以下の動画ではバッファローが狼から子どもを守る様子が紹介されています!
アジアに生息するバッファロー(アジアスイギュウ)の性格は?
アジアスイギュウはアフリカバッファローと違い、様々な国で家畜化されていることもあり、アフリカバッファローに比べると穏やかな性格をしていることがわかります。
ただ、一旦怒り出すとその巨体と、2mにもなる幅の巨大な角がとてつもない凶器と化すため、成獣のオスのアジアスイギュウには、その地の頂点捕食動物である、トラも滅多に手を出さないといわれているそうです。
まとめ
今回はバッファローについてご紹介しました!アフリカに生息するバッファローと、アジアに生息するバッファローでは、性格も全然違うんだなという印象を受けました!