ギフチョウとアゲハチョウ(ナミアゲハ)の違いとは!
KATSU
目次
今回は、似たもの同士のアゲハチョウ(ナミアゲハ)とギフチョウの違いについてご紹介します。
ナミアゲハとギフチョウ
見た目がそっくりで間違いやすいと言われるアゲハチョウとギフチョウ。
厳密に言うと、アゲハチョウの中でも有名なナミアゲハがギフチョウと似ているので、このナミアゲハとギフチョウについて見ていきましょう!


左がナミアゲハで右がギフチョウです。
どちらも国内に生息していますが、ギフチョウは固有種の為、日本にしかいないチョウになります。
アゲハチョウは日本を始め朝鮮半島などにも生息しています。またアゲハチョウはハワイには外来種として帰化し、現在生息しており、ハワイで唯一のアゲハチョウとされていますが、害虫扱いにもなっております。
どちらのチョウも黄色がメインで黒の模様が入っているし、羽の下の部分が少し飛びでているというところが似ていますね。
どちらもアゲハチョウ科なので、似ていて当たり前なのですが。
さらに大きさもナミアゲハは40 ~ 60cm前後で、ギフチョウは50cmとこれまた似ています。
ただ、こうして写真を並べて見ると、羽の下の方の黒い部分の量や赤い色が入っている部分などの違いが結構明確にわかるかと思います。
羽の先端の形も少し違いますね!
ナミアゲハは湾曲型になっているのに対して、ギフチョウは三角に近い形になっています。チョウをイラストにした時の羽のイメージに近いのがギフチョウですね。
色も形も、チョウが羽ばたいている状態だと、ぱっと見では見分けは難しいかと思います。
その為、もしどちらのチョウかな?と思ったら、止まったところをゆっくり観察するようにしてみてくださいね。
さらにギフチョウは絶滅危惧種でもあります。また、山中や林などの木々が生い茂ったところにギフチョウは生息しているので、街中や公園などで見かけた際は、ナミアゲハの確率が高いです。
こういう情報もナミアゲハとギフチョウの違いになってくるので、見分けるポイントになってきます。
まとめ
今回はナミアゲハ(アゲハチョウ)とギフチョウの違いをご紹介しました。
特にギフチョウは日本の固有種なので、ぜひとも知っておいてほしい種類でもあります。
もし、日常でギフチョウを見る機会があれば、それはとても運が良いことだと思いますよ!