元祖パンダはこちら。レッサーパンダの特徴や生息地などをご紹介!
KATSU
目次
英語では赤いパンダ。名前の由来は小さいパンダ。
だけど!元祖「パンダ」はこちらだ!レッサーパンダについてご紹介します。
レッサーパンダ
哺乳綱食肉目レッサーパンダ科レッサーパンダ属
体長は50 ~ 60cmで小型犬から中型犬くらいのサイズです。
パンダ=竹というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、その通りでレッサーパンダも竹や笹が大好物です。また果実(リンゴやバナナなど)の甘い果実も好んで食べます。動物園などで飼育されているレッサーパンダには、リンゴやバナナなどの果実を与えているところも多いようです。

レッサーパンダの生息地は?
ブータン、中国、インド、ミャンマー、ネパールの標高の高い森林に生息しています。
この森林に竹や笹が生えているところが多く、レッサーパンダの主食になっています。
木登りが得意な為、高い木の上の葉や果実を食べることもあります。
ざっくりとですが、この辺りが野生のレッサーパンダの生息地だと思ってくださいませ。

レッサーパンダの名前の由来
現代では「パンダ」=ジャイアントパンダの印象が圧倒的に強くなっています。

しかし!人間に発見された順番はジャイアントパンダの方が後です。
それまではレッサーパンダしか発見されておらず、「パンダ」=レッサーパンダだったのです。
それがいつしか、ジャイアントパンダが発見されて「パンダ」=ジャイアントパンダに…..
そして、大きいジャイアントパンダより小さい(lesser)パンダということで、レッサーパンダとされました。

これがレッサーパンダの名前の由来です。
ただ、レッサーパンダは英語名では「Red panda」という名前も持っています。
これは、文字通り赤い色のパンダというところが由来です。
レッドパンダの方が個人的には好きな印象です。
レッサーパンダの個体数
レッサーパンダの野生の個体数は推定ですが、数千~1万頭くらいだと言われています。
世界でこの数字です。とても、少ない数字で絶滅危惧種になっています。
レッサーパンダの個体数増加を目的とした保護活動が生息地の国を中心に実施されています。
生息地以外の国、例えば日本でも個体数増加の活動は行われています。
それは、動物園などで飼育されているレッサーパンダの繫殖です。
日本の動物園ではレッサーパンダを飼育している場所が多く、全国のレッサーパンダの飼育個体数は200頭以上。
かわいいと人気のレッサーパンダだから、多くの動物園で飼育されている。といった理由もあるかもしれませんが、動物園の存在意義の一つである種の保存に対しての意義の方が強く、その為にレッサーパンダを飼育している動物園が多いのではと、私は考えます。
まとめ
今回はレッサーパンダについてご紹介いたしました。
国内のパンダ人気は希少なジャイアントパンダが優勢な雰囲気がずっと流れていますが、レッサーパンダも希少動物であります。
国内の多くの動物園で見れるのは当たり前だと思わずに、レッサーパンダを見た際はゆっくりと観察してみてくださいませ。