かたつむりは貝の仲間?背中の貝はいつからある?生態を紹介
KATSU
目次
背中に貝を背負った生き物のかたつむり。いったいどんな生き物なのでしょうか。
でんでんむしむしかたつむり~♪
かたつむりの特徴や生態
まずかたつむりは何の仲間なのか?
陸上に住んでいるのでわかりにくいのですが、背中に背負っているのは貝。
その為、かたつむりは貝の仲間になります。
もっと言うと、砂浜などに生息している巻貝の仲間で海や砂浜ではなく、木や植物、岩や石など海から離れた場所に生息しているものをかたつむりと言うとされています。
かたつむりの身体は軟体で、乾燥に弱い生き物です。
よく雨上がりなどでかたつむりを見かけるのは、湿気があるからですね!

かたつむりは貝の仲間
前述でかたつむりは巻貝の仲間のうち、より陸上側で生息しているものと紹介しましたが、より詳しく分けると、巻貝はエラ呼吸するのに対してかたつむりは肺呼吸をします。
ここが巻貝とかたつむりの違いかなと思います。
かたつむりは貝の仲間なので、他の貝と同様に生まれた時から貝を背負っています。
ちなみに、間違えられやすいヤドカリは、生まれた時は貝がありません。自分で成長に応じて、身体にあった貝を探していくスタイルなのがヤドカリ。
かたつむりの貝は成長と共に貝も大きくなっていくので、身体の一部です。
こちらはヤドカリの画像です。

かたつむりとナメクジ
かたつむりに似ている生物でヤドカリと同じくらい間違えられるのがナメクジです。
かたつむりとナメクジは、誰が見ても違いは貝の有無だけと言うくらい、貝以外の特徴は同じです。
ただ、それは正しいのです。
実はナメクジも貝の仲間です。
ナメクジも貝を背負っていたのですが、退化して貝がだんたんと小さくなっていき見えなくなった種類がナメクジなのです。
つまり、元々は同じ。だから、似ているのですね!
ただ、かたつむりとナメクジでは、人によっては印象がだいぶ変わると思います。
けど、こうして実は貝があるか無いかで元は同じ貝の仲間だとわかって見れば、印象は変わるのでは無いでしょうか。

かたつむりの食べ物
かたつむりは主に藻や野菜などを食べます。
よく、公園や住宅の壁などのコンクリート(石)部分にいる理由は、このコンクリートに付着している藻を食べているからだそうです。

まとめ
今回はかたつむりについてご紹介しました。
最近はあまり見ることが無くなったイメージのかたつむり。
これは、都市開発などでかたつむりの住みやすい環境が減少してきたからだと言われています。
それでも、雨上がりのタイミングなどでは公園の草むらなどでは見かけることもあります。
見た目は軟体動物なので、くねくねして気持ち悪がられがちですが、貝の仲間だと思ってみればどうですか?少し、見る目が変わるのでは無いでしょうか。