ウェルシュ・コーギーが気持ち悪いと言われるのはなぜ!?特徴や生態を解説
2024.7.29
目次
今回は、ウェルシュ・コーギーについてご紹介します。
ウェルシュ・コーギーは、人気のある犬種の一つであり、可愛くて活発な性格が魅力ですが、中には「気持ち悪い」と感じる人もいます。
では、どうしてそんな印象を与えるのでしょうか?
ウェルシュ・コーギーの特徴や生態について、見ていきましょう!
ウェルシュ・コーギーのルーツ
ウェルシュ・コーギーは、紀元前1200年頃に中央ヨーロッパから移住したケルト民族が、イギリス・ウェールズに連れ込んだ犬だとされています。
当時は、農場で家畜の羊や牛の番をすることが主な任務でした。
ペンブロークシャー地方に移住したコーギーが「ペンブローク」、カーディガン地方に移住したコーギーが「カーディガン」と言われています。
コーギーの語源については議論があります。
多くの資料では、「小人」を意味するウェールズ語(「cor」)と「犬」を意味するウェールズ語(「ci」が変化して「gi」になった)を組み合わせたものだとされています。
参考引用:Pembroke Welsh Corgi History: Where the Breed Originated
ウェルシュ・コーギーの特徴
可愛らしい姿が印象的なコーギーですが、どんな特徴があるのでしょうか。
見た目や性格について詳しく解説します。
見た目
ウェルシュ・コーギーは、ピンと立った大きな耳と、キツネを連想させる顔立ちを持っているのが特徴です。
また、胴長短足の体型が可愛らしい特徴になっています。
体高は平均25〜30cm、体重は7〜15kg前後と、小型犬に分類。
コーギーは、もともと牧羊犬として開発されたため運動能力が高い点も特徴です。
被毛はまっすぐで毛が密につまっており、毛色はレッド、セーブル、フォーン、ブラック アンド タンが一般的です。
性格
ウェルシュ・コーギーは、とても陽気で好奇心旺盛で、人や他の犬種ともすぐに親しくなることができるため、家族の一員としても迎え入れやすい性格をしています。
もともと牧羊犬として活躍していた犬種であることから、運動能力が高く遊ぶことが大好きです。
ただ、警戒心が強く、攻撃性が高い場合がある点は、注意しないといけないところ。
コーギーは、子犬時代から段階を追ってしっかりと学習(しつけ)をさせることで、吠え癖や噛み癖を解消させることができます。
可愛い見た目と、元気いっぱいの性格で家庭犬としても大人気
ウェルシュ・コーギーが気持ち悪いと言われる理由は?
検索エンジンで、ウェルシュ・コーギーと入力すると予測関連キーワードで「気持ち悪い」と出てくることがあります。
なぜウェルシュ・コーギーが気持ち悪いと言われているかは不明ではあります。
私は、コーギーのしっぽに理由があるのではないかと思います。
よく見るとしっぽがとても短いと思いませんか?
コーギーは、もともと牧羊犬として飼われてきた歴史があり、牛や羊にしっぽを踏まれてしまったり、しっぽが木の枝などに引っかかってケガをしてしまう可能性があります。
そのため、できるだけ牧羊犬として働きやすくなるように、生後間もなくしっぽを切断する習慣ができました。
上記で、ウェルシュ・コーギーは「ペンブローク」と「カーディガン」の2種類がいると説明しました。
同じコーギーでも、しっぽを切られるのは「ペングローブ」のみです。
日本では「ペングローブ」が主流なので、しっぽがあるコーギーを見たときに感じた違和感が「気持ち悪い」という感情につながったのではないでしょうか。
最後に、コーギーの紹介をしている動画を見つけたので、小さな体で活躍している姿をぜひ見てみてください!
まとめ
今回はウェルシュ・コーギーについてご紹介いたしました。
日本でも人気の犬種で「コーギー」と略されて紹介されていることが多いです。
気持ち悪いというイメージからはかけ離れたとても可愛らしい見た目で、愛情深く友好的な犬種です!
しっかりとしつければ、良きパートナーになってくれますので、家族に迎え入れるのをご検討している方は、責任をもって愛情を注いであげてくださ