チアセブンアーチ-自然や動物の様々な情報を扱うウェブメディア

ジュゴンとマナティーの違い

ジュゴンとマナティーの違いとは?同じ祖先で人魚のモデルの似た者同士

2024.1.21

目次

今回は見た目もそっくりなジュゴンとマナティーの違いについてご紹介します。

この似た者同士の2種の動物は見た目以外にも似ているところがたくさんあるのです。

Youtubeで当記事の要約ショート動画が見れます!
動画引用元:Youtube チアセブンアーチ 動画音声作成:Voice By ondoku3.com

ジュゴンとマナティー

まずはそれぞれのことを簡単にご紹介します。

ジュゴンってどんな動物?

ジュゴンは、海牛目ジュゴン科ジュゴン属の哺乳類の動物です。

ジュゴンについて詳しくはこちらから

マナティーってどんな動物

マナティーは、海牛目マナティー科マナティー属の哺乳類の動物です。

ジュゴンとマナティーの同じところ

では、この2種の似ているところ(同じところ)をご紹介していきます。

同じ仲間

まず、どちらも同じ海牛目の仲間になります。この海牛目の仲間で現存する動物はジュゴンとマナティーのみになります。絶滅した海牛目では、1700年代に人間による乱獲によって絶滅したステラーカイギュウという種がいます。

ステラーカイギュウは、海牛目の中でも最も大きい身体を持つ動物でした。

しかし、その巨体の温厚な性格から人間の乱獲にあってしまい、発見から20数年で絶滅したと言われています。

人魚のモデル

ジュゴンの方がメインではありますが。マナティーも人魚のモデルとして語られることもあります。海の中で動く姿が人魚に見えたことから、この2種は人魚のモデルとなっています。ちなみに人魚を連想させた理由としては、水から顔を出し、直立の姿勢で子供にお乳を与える姿が人間の女性に見えたという説が有力だそうです。

祖先が同じ

ジュゴンもマナティーも祖先が同じ動物で、そこから枝分かれした種族だと言われています。その祖先の動物は、現在のゾウにも進化した動物。水中に適した進化をした祖先の動物が、さらに生息地域の違いなどから、ジュゴンとマナティーに進化していったと言われています。

そもそも見た目が似ている

ジュゴンとマナティーは皮膚の色や体格、手足の形などがそもそも似ている。食べるものも、水中の植物という点も似ていますね。

ジュゴンとマナティーの違うところ

では、本題です。ジュゴンとマナティーの違うところをご紹介していきます。

よく見たら顔(アゴ)の部分が違う

こちらをご覧ください。

ジュゴン

ジュゴン
画像引用元:Adobe Stock

マナティー

マナティー
画像引用元:Pixabay

顔というか顎(アゴ)の部分が全然違いますよね。

これは、主にジュゴンは水底の植物を食べる為に適した進化をしたのに対して、マナティーは水面などの植物を食べる為に適した進化をした違いだと言われています。

尻尾が全然違う

ジュゴンとマナティーの見分け方の最大のポイントは尻尾の違いです。

こちらをご覧ください。

ジュゴン

ジュゴン
画像引用元:photo AC

マナティー

マナティー
画像引用元:Adobe Stock

このとおり、ジュゴンはイルカなどと同じような形の尻尾で先端がとがっています。それに対して、マナティーは扇型のように丸くなっています。共に水中に適した進化をしてきたジュゴンとマナティーですが、同じ水中に適した進化でも、こういう部分的な違いは、生活環境の違いが影響しているのかもしれませんね。

まとめ

ジュゴンとマナティーの違いや見分け方のポイントは、顔と尻尾!ということがわかりましたね!どちらも見た目はほぼ同じなので、パッと見ただけでどちらの動物かをすぐに答えれるようになったら、あなたは海牛博士です!

関連記事