マレーバクってどんな動物?かわいい特徴や性格。
KATSU
目次
白と黒が特徴の動物、マレーバクについてご紹介します。
マレーバクってどんな動物?
マレーバク。バクの仲間の中では一番有名な種類(個人的な意見です)
哺乳綱ウマ目バク科バク属。ウマ目となっているので、ウマの仲間?とも思われがちですが、これには理由があります。
ウマ目は別名「奇蹄目」(読み方:きていもく)。奇蹄目とは、蹄(ひづめ)を持つ動物の中で、指の数が奇数の動物の種類です。
奇蹄目で一番有名な動物の種類が、1本指のウマ。その為、奇蹄目=ウマ目となっています。
バクも指の数は奇数なので、奇蹄目(=ウマ目)になるのです。(※バクの指の数は、前脚が偶数、後ろ脚が奇数だそうです。)

マレーバクの体長は180 ~ 200cm前後。中型の哺乳類です。
生息地域は名前からもわかるとおり、マレーシアを中心にした東南アジア。
白と黒の身体が特徴。パンダみたいですね。
ちなみに地肌の色は黒です。白い部分は、黒い地肌に白い毛が生えているのですね。
※シマウマと同じです。
マレーバクのかわいい特徴
白と黒がくっきりとわかれる身体のマレーバク。
マレーバクの顔は、ゾウのように鼻が伸びています。
この鼻は柔軟性にも優れており、とても器用に使うことができます。
マレーバクはこの鼻を使って食べ物を手繰り寄せたり、拾い上げて食べています。
そして、いつも眠たそうに見える目。この目や鼻の特徴がマレーバクがかわいいと人気の特徴かもしれません。
そして、マレーバクの赤ちゃんもかわいい!と有名です。
大人みたいに白と黒ではっきりとわかれているわけではなく。白の粒や線のような模様がたくさんあります。大人と子供は全然似ていないのですが、この子供(赤ちゃん)マレーバクもかわいいと人気なのです。
マレーバクの子供の画像はこちらをご参照くださいませ。
アドベンチャーワールド:マレーバクの赤ちゃんの公開を開始しました!
マレーバクは絶滅危惧種
マレーバクは絶滅危惧種の1種でもあります。
マレーバクは【絶滅危惧IB類(EN)※近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの】にレッドリストで登録されています。
出典:レッドリスト マレーバク
主な原因は生息地域の森林破壊や狩猟の影響と言われています。

まとめ
今回はバクの仲間のマレーバクに注目してご紹介しました。
見た目の特徴がかわいいと人気のマレーバクですが。ご紹介したとおり絶滅危惧種でもあります。
日本国内の動物園にはマレーバクを飼育している場所もあるので、もし見かけた際は、ゆっくりと観察してみてくださいね。