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マレーバク

マレーバクってどんな動物?かわいい特徴や性格。

2022.12.20

目次

白と黒が特徴の動物、マレーバクについてご紹介します。

マレーバクってどんな動物?

マレーバク。バクの仲間の中では一番有名な種類(個人的な意見です)

哺乳綱ウマ目バク科バク属。ウマ目となっているので、ウマの仲間?とも思われがちですが、これには理由があります。

ウマ目は別名「奇蹄目」(読み方:きていもく)。奇蹄目とは、蹄(ひづめ)を持つ動物の中で、指の数が奇数の動物の種類です。

奇蹄目で一番有名な動物の種類が、1本指のウマ。その為、奇蹄目=ウマ目となっています。

バクも指の数は奇数なので、奇蹄目(=ウマ目)になるのです。(※バクの指の数は、前脚が偶数、後ろ脚が奇数だそうです。)

マレーバク
画像引用元:Pixabay

マレーバクの体長は180 ~ 200cm前後。中型の哺乳類です。

生息地域は名前からもわかるとおり、マレーシアを中心にした東南アジア。

白と黒の身体が特徴。パンダみたいですね。

ちなみに地肌の色は黒です。白い部分は、黒い地肌に白い毛が生えているのですね。

※シマウマと同じです。

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マレーバクのかわいい特徴

白と黒がくっきりとわかれる身体のマレーバク。

マレーバクの顔は、ゾウのように鼻が伸びています。

この鼻は柔軟性にも優れており、とても器用に使うことができます。

マレーバクはこの鼻を使って食べ物を手繰り寄せたり、拾い上げて食べています。

そして、いつも眠たそうに見える目。この目や鼻の特徴がマレーバクがかわいいと人気の特徴かもしれません。

そして、マレーバクの赤ちゃんもかわいい!と有名です。

大人みたいに白と黒ではっきりとわかれているわけではなく。白の粒や線のような模様がたくさんあります。大人と子供は全然似ていないのですが、この子供(赤ちゃん)マレーバクもかわいいと人気なのです。

マレーバクの子供の画像はこちらをご参照くださいませ。

アドベンチャーワールド:マレーバクの赤ちゃんの公開を開始しました!

マレーバクは絶滅危惧種

マレーバクは絶滅危惧種の1種でもあります。

マレーバクは【絶滅危惧IB類(EN)※近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの】にレッドリストで登録されています。

出典:レッドリスト マレーバク

主な原因は生息地域の森林破壊や狩猟の影響と言われています。

マレーバク
画像引用元:Pixabay

まとめ

今回はバクの仲間のマレーバクに注目してご紹介しました。

見た目の特徴がかわいいと人気のマレーバクですが。ご紹介したとおり絶滅危惧種でもあります。

日本国内の動物園にはマレーバクを飼育している場所もあるので、もし見かけた際は、ゆっくりと観察してみてくださいね。

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